転職サイトやハローワークはもちろん、知人の紹介によって中途入社する人もいる

昨今の中途採用は転職サイトやハローワークが主流とはなっているものの、知人の紹介やヘッドハンティングでの入社も無視できない規模でとり行われているのが実情です。そして転職前の企業と転職後の企業では全く別の業界ということも珍しい話ではありません。
私の同業者の中にも、知人に紹介してもらって今の会社に入ったという人物がいますが、その人は以前の職種は証券会社のリテール営業でした。扱う商材は違えども、やはり営業という面では同じなので以前の仕事場での成績を買っての引き抜きだったようです。
実際に彼の営業手腕は素晴らしく、転職後3か月もしない内に頭角を現し始め今では営業部署のマネージャーを務めています。彼を見ていると、商材が有形か無形か、などという問題は些細な事であり、いかに顧客に対しベネフィットを提示できるかに尽きるのだなと感じるとともに、本質を掴みさえしていれば業界や職種が変わったとしても十分戦えるのだなと感じました。

売り言葉に買い言葉となって、「こんなところもう辞める!」みたいに、興奮して離職を決めてしまう人もいるようですが、これほど世間が不景気のなかで、短絡的な退職は誤りだと言えます。
評判になった「超氷河期」と一番初めに呼ばれた時の世代では、報道される事柄や世間の雰囲気に受け身になっているうちに「就職が可能なだけもうけものだ」なんて、働くところをあまり考えず決定してしまった。
公表された数字では就職内定率が悪化し過去最悪らしいが、そうした中でもしっかりと内定通知をもらっているという人が間違いなくいる。採用される人とそうではない人の差はいったいなんだろうか。
まずはそこが果たして正社員に登用してもらえる機会がある企業なのかそうでないのか確かめたうえで、可能性を感じたら、一応アルバイト、派遣として働いてみて、正社員になることを目指してみるのもまた一つの有力な選択肢と言えます。

意気込みや理想の自分を目指しての商売替えもありますが、勤務場所の思惑や引越しなどの外的な原因によって、仕事を辞めなければならないこともあるかと思います。
新卒ではないなら、「採用OKが出そうで、仕事の経験もつめそうな会社」なら、如何にしても入社するのです。零細企業だろうとなんだろうと差し支えありません。職務上の「実体験」と「キャリア」を入手できればそれで大丈夫です。
ある日突如として大手の企業から「ぜひ我が社に来てほしい」などということは、考えられないでしょう。内定を数多く貰うタイプの人は、それだけ山ほど就職試験で不採用にもされているものなのです。
本当に見たことのない番号や非通知の番号から電話されたら、不安を感じる心理は理解できますが、なんとか抑えて、先行して自ら名前を告げるべきでしょう。
一般的に会社というのは社員に臨んで、いかほどのすばらしい条件で職に就いてくれるのかと、早いうちに企業の収益増強に関連する力を、出してくれるのかだけを思惑しているのです。


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